こんにちは☆
シンプリストのちびかおです!
2021年、建築業界に大きな影響を与えたウッドショック。
木材が入ってこなかったり、建築価格が大幅に上がったり…。
今もまだまだ尾を引いていますが、我が家も少なからず影響を受けました。
そこで今回は、我が家がウッドショックで受けた影響について、シェアしていきます。
ウッドショックとは
ウッドショックとは新型コロナウイルスの影響で、アメリカや中国で住宅需要が高まり、輸入材が調達しにくくなったり、木材価格が高騰してしまった現象。
日本は木材自給率が4割程度と低く、6割を輸入木材に頼っている背景があります。
なので木材を輸入に頼っていた日本は、他の国に比べて木材不足が深刻になり、価格高騰に繋がってしまいました。
具体的な影響は?
インスタグラムでリアルタイムに情報収集していた際は、本当にたくさんの方が嘆いていました。
具体的にどんな影響があったのか見てみると
- 木材が無いので、着工ストップ
- 木材価格の高騰により、施主の負担が60〜100万円UP(!)
- ストックの在庫で対応するため間取り等の変更を提示される
などなど、かなりの影響が出ていたようでした。
木材以外でも影響があり、
- ミーレやボッシュなど海外製食洗機の在庫がない
- 給湯器の在庫がない
- ウォシュレットの部品がない
といったこともありました。
我が家もミーレの食洗機が良かったのですが、グラフテクトのショールームに見学に行く1週間前に「ミーレからボッシュに変わります」とお知らせが…。
さらに我が家の2週間後?くらいにショールームに行った方は、すでにボッシュも受注停止になっていました。
なので、我が家は本当にギリギリセーフ…
一方で、そこまで影響を受けていない方も見受けられました。
影響を受けなかった人
ウッドショックの影響を受けずに済んだ方は、大手ハウスメーカーや建売住宅メインの業者で建てている方でした。
大手ハウスメーカーや建売住宅の場合は、自社である程度の木材在庫を確保しているので、ウッドショックの影響を大きく受けずに済んだそうです。
なので、インスタグラムでも大手さんで建てている方はスムーズに引き渡しまで進んでいました。
我が家が受けた影響
では、実際に我が家が受けた影響について。
我が家の場合は、
- 木材のプレカット遅れ
- トイレの納品遅れ
- 照明器具の遅れ
以上の3点でした。
プレカットとは?
設計士さんが5月にプレカット工場との打ち合わせを行ったのですが、材料が入り次第日程の確定を行うと連絡がありました。
「プレカットとは?」と疑問に思ったので調べてみました。
プレカットとは、建築用の構造材を現場で使用しやすいサイズや形状に、あらかじめ工場で加工しておくこと。施工現場での作業の簡略化を可能にし、施工期間の短縮や労働力の削減を図ることができる。
SUUMO(スーモ)住宅用語大辞典より引用
このプレカット工場の木材製品が不足したことにより、5~6月の加工分が足りなくなったそうです。
我が家の場合も5月に打ち合わせを行ったにも関わらず、6月の時点でもまだ日程が決まっていませんでした。
我が家の基礎工事着工は5/11〜、6/6にはコンクリートが入っていましたが、木材が無くて7月下旬まで止まっていました…。
そしてようやく8月に、上棟となりました。
上棟の際に準備したものは、こちらの記事で詳しく書いています。
納期の遅れ
我が家はトイレと照明の納期に遅れがありました。
照明はリビング天井部とエントランスなどの外部照明が入ってこず…。
工程表での完成予定は11月下旬でしたが、リビング照明の納期は12月初旬・エントランス照明は翌年1月予定になっていました。
最悪リビングは間接照明などで対応できるかな〜なんて思っていたのですが…。
照明よりももっと大事なトイレの納期が、なんと未定になっていました!
インスタグラムで溢れていた「トイレの納期が未定になった」との皆さんの情報を得て、不安になった私も設計士さんに10月に確認を取ったことで判明…。
調べてみると、ウォシュレットなどの部品生産をしているベトナムの工場が、ロックダウンで生産量減になったことにより、納期が遅れているんだとか。
トイレがないと生活ができないので、これは大問題でした。
先行発注かけていたのに納期未定。
いつになるか分からないのが一番困る!
そこで10月下旬に工務店の社長さんが提案してくれたのが、
「在庫がある別のトイレを先に取り付けておいて、納品されたらトイレを入れ替える」
ということでした。
賃貸の契約更新もあるし、その方法でも良いかな…なんて思っていた11月中旬に、トイレの納期が12月頭に決まったと連絡が!
本当にラッキーでした(T ^ T)♡
そして無事に12月頭に取り付けてもらい、引き渡しもその後すぐに行えました☆
(照明は納期が間に合い、外部照明以外は11月中に取付けられました)
我が家はギリギリセーフ
あと少し遅ければ、着工も未定になっていたし、ボッシュの食洗機も入らなかった…。
なので、我が家は本当にギリギリのところで、少しの影響で済みました。
今もまだウッドショックの影響は続いていて、木材価格の高騰や工程の遅れが出ているそうです。
このようなウッドショックは本当に珍しいので、これから建てる方は色々慎重に検討した方が良いかもしれないですね。
私の経験が少しでも参考になったら嬉しいです♪
したっけね〜(´∀`)